文系でもシステムエンジニアになれる?
未経験からSEになる方法を紹介!
文系でも未経験でもシステムエンジニアへの就職は可能です。
独立行政法人情報処理推進機構の「IT人材白書2020」の調査結果では、SEの3割は文系出身というデータがでました。
文系だから、未経験だから採用されないと就職を躊躇している方にむけて、SEになる方法をまとめました。
学歴よりスキル重視
採用の基準で一番重視されるポイントは「情報処理技術者」の資格をもっているかどうかです。8割以上のIT企業がスキルの把握するための目安としています。
学歴を重視する企業は全体の2割ほどであることから、文系が採用のネックになるとはいえないでしょう。
人材は社内で育てる
SEは一人前になるには5年かかるといわれるほど、経験をつまないといけない仕事です。そのため、1から人を育てたいと考える企業もたくさんいます。30名以下の会社では7割が、大手IT企業の88%は自社で人材を育成したいと考えているというデータがあります。
未経験でもやる気をうまくアピール出来たら大手での就職も可能です。
文系出身でもシステムエンジニアになるための方法2つ
昨今、SEの人材不足は深刻化しているため、未経験者も応募できる会社はたくさんあります。少しかじったことがあれば、すぐ応募してみてもいいと思いますが、それでは不安だという方に、「応募前にこれをしたらいいのでは?」ということを2つ紹介します。
きっと就職活動にも有利に働くでしょう。
資格をとろう
SEとしてのスキルの判断材料として資格があります。
いくつかある資格の中でも、初心者向けかつ就職に有利になる資格を2つ紹介します。
・ITパスポート…ITに関する基礎知識があると証明できる国家資格です。職種関わらず人気がある資格で、年間10万人以上が受験しています。一から勉強する人は、まずはITパスポートから勉強してみるといいでしょう。
・基本情報処理技術者試験…SEとして理解しておきたい基本的な知識を身につけられる資格です。コンピューターのシステム動作や、データベース、ネットワーク、セキュリティに関する基礎が学べます。採用時に、この資格があればスキルの証明にもなるため、ぜひ取得しておきたい資格です。
クラウドソーシングで実績をつくろう
働き方改革を発表してから副業が解禁されました。同時に副業アプリという認識で広がったクラウドソーシングサイトは、仕事実績をつくるためにも有効なツールです。
仕事を探している人と、仕事を依頼したい人をマッチングされてくれる便利なツールです。「クラウドワークス」や「ランサーズ」などの無料アプリで、SEとして仕事を受注しましょう。実際に、仕事を完了すると報酬がもらえます。自信をつくるためにも積極的に活用しましょう。
①知識・スキル不足で仕事についていけない
文系出身でSE経験もないとなると、仕事始めた大変かもしれません。自分の中に引き出しがないため、どうしても入社後はきつい経験をしたという意見が多くみられます。
【対策】
大手IT企業であれば入社後研修があります。1か月みっちり勉強し、実践で学びつつ月1回の定期研修に参加するなどといった、人材を育てるためのプログラムがあります。
この期間でおいていかれないように、終業後の自宅学習もおこないましょう。
②IT業界の現実とイメージとのギャップ
実際に働いてみないと分からないことってたくさんありますよね。
例えば業界での暗黙ルールや風潮に関しては、外からはなかなか見えづらい部分です。
「プログラミングがどうしても苦手」「テストばかりの単純作業ばかりでつまらない」などといった自分の思い描いていた仕事とのギャップもあります。
畑違いの文系では、「思ってたのと違う」が理由で離職する方も多いのが現実です。
【対策】
企業研究は念入りに行いましょう。単純作業はSEにつきものですが、スキルアップすると色んな仕事が任されるようになるので、文系出身や未経験で入社した先輩社員に「何年でひとり立ちしたか」聞いてもいいでしょう。
最後に
文系でも未経験からでもSEとして採用され活躍している人はいます。これから先どんどんSEの人材不足が進んでいくと予測され、さらに窓口が広くなるでしょう。資格をとるもよし、実績をつむもよし、SEへの道はだれにでもあるので自信をもって応募してみましょう。
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IT・AI・ロボット学部の学科紹介
学科・コース名 | 概要 | 目指せる職種 | 目指せる資格 |
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IT・AI・ロボット工学科 | 最先端のIT、AI、ロボット技術を学び、エンジニアを養成する学科です。基本情報処理やITパスポートの資格取得を通し、高度情報技術者の習得を目指します。 |
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